鹿島MF小笠原満男(31)がチャリティーマッチから一夜明けた30日、茨城・鉾田市第一保育所で、被災した園児たちとサッカーで交流した。クラブが茨城県内の被災者を訪問する企画の一環。試合翌日でオフの選択肢もある中、志願して参加した。この日、大阪から駆けつけた小笠原は「東北だけじゃなく、茨城も被災地。何か貢献したいと思っていた。子どもたちの笑顔が見られて楽しかった」と振り返った。同保育所には、震災による液状化現象で園庭が使えなくなった同市第二保育所の園児42人が通っている。交流後は、チャリティーマッチで再会した元チームメートのDF内田(シャルケ)直筆のメッセージ付きTシャツを、園児に着せて励ましていた。