仙台は3日、オーストラリア1部パース・グローリーFCのオーストラリア人GKダニエル・ブコビッチ(28)を期限付き移籍で獲得すると発表した。移籍期間は5カ月で、近日中にも来日するとみられる。

 ブコビッチは188センチ、96キロの大型GK。グラハム・アーノルド監督(50)が指揮を執った08年北京五輪代表のメンバーに名を連ね、18試合に出場している。オーストラリア1部での9シーズンで201試合に出場するなど経験も豊富。アーノルド監督がプレーぶりを熟知している点も心強い。

 仙台は今季、絶対守護神だった林が広島へ移籍。27歳の関がベテラン桜井との定位置争いを制し、1日の開幕戦でJ1デビューを果たした。ブコビッチの加入でGKの選手層がさらに厚みを増しそうだ。