FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグE組の日本(FIFAランキング24位)は23日午後4時(日本時間同10時)からドイツ(同11位)との初戦に臨む。

4度の優勝を誇るドイツ。だが、2連覇を狙った前回大会は1次リーグ敗退に終わっただけに、雪辱に燃えている。ブンデスリーガの強豪バイエルン・ミュンヘン勢も多く、準備期間の短さも苦にならない。

選手は世界のスターぞろい。選手を獲得するとき、所属クラブにいくら払えばいいかを推測した市場価値で58億円のDFリュディガー、116億円のMFキミヒら各ポジションに実力者が健在。左右、中央どこからでも突破してくる。

その市場価値で比べても日本とは大きな差がある。予想されるスタメン11人の合計金額は日本の223億円に比べて、ドイツは1283億円と、何と約6倍の開きがある。

市場価値がひと目でわかるイラストとともに、試合のみどころの1つとして紹介する。

◆日本とドイツの市場価値 移籍情報サイト「トランスファーマーケット」によると、ドイツ代表の予想スタメン11人の市場価値の合計は約1283億円。対する日本は約223億円。ドイツの最高は19歳のムシアラで145億円。日本の最高は鎌田の43億5000万円となっている。

◆市場価値 選手を獲得するために所属クラブにいくら払えばいいのかを推測し、算出した推定移籍金のこと。成績に加え、年齢なども考慮される。サッカー選手には移籍がつきもの。契約期間内に移籍する場合は、移籍金(契約解除金)が生じる。クラブAからクラブBへの移籍が成立した場合、BがAに対し支払う。選手の年俸はこれとはまた別となる。