サウジアラビアがメッシ擁するアルゼンチンから金星を挙げた。中東の雄、サウジの国内は、お祭り騒ぎとなっているようだ。

21日から同国の首都リヤドでの、期間限定イベント「ブルバードワールド」内にて、「ジャパンアニメタウン」が一般公開されている。23年1月22日までの約2カ月にわたり、サウジでも大人気のアニメなど、日本のエンタメ文化を体験できる貴重な機会となっている。

このビッグイベントのため、リヤドに滞在中の関係者によると「サウジが勝利したことで、街中が大騒ぎ」になっているという。学校も公共機関も、試合の行われた22日は午前のみで終了。午後はサッカー観戦のため休みになっていたという。

そこで、W杯史上最大とも呼ばれる番狂わせを起こした英雄たちの頑張りに、このイベント、ブルバードワールドは急きょ、入場無料を決定(通常は日本円で4000円以上するという)。

その他商業施設などでも、サウジの勝利を記念して入場無料になるところが多く、街は歓喜の大渋滞だという。

加えて、翌23日が国民の祝日になることも発表されたという。全員でこの勝ち点3をかみしめ、喜ぶことになる。