サッカーのワールドカップ(W杯)で活躍した本田圭佑(36)が解説者で本格デビューした。

話題となり、「本田の解説」が早速、ツイッターのトレンド入りしている。

日本が勝つと「Yes」と喜び、「とりあえず、まだ落ち着こう」「次の戦いがもう始まっていますと自らに言い聞かせるように語りかけた。

ただ、終了間際にはヒートアップ。勝利のホイッスルが待ち切れないようで「終わりやろ!」「終わりやろ!」「終わりやろ!」と終了を祈った。

硬軟自在の本田解説。SNS上では大好評だった。

「楽しいぞ」

「分かりやすい」

「かなりいい」

「面白い」

「地上波向けじゃない」

など、多くの感想がSNS上に広がっている。

本田は日本で全64試合を無料生中継するインターネットテレビ局ABEMAのW杯中継のゼネラルマネジャー(GM)として、この試合を含め、日本の1次リーグの試合など5試合を現地から解説する。

冒頭から、面識のない日本の後輩を、いつも通り「さん付け」。さらに「ミュラーはどこにいます?」と、相棒のアナウンサーに相手のキーマンの立ち位置を探してもらった。

本田には持論があり、いくら後輩でも呼び捨てはしない。ビジネスマナーにもならい、面識のない選手には、年齢関係なくリスペクトを込めて「さん付け」としている。

「トップ下は自分の家」と語ったように、司令塔さながらの動きで、自由すぎる解説者として君臨している。

一方で、よく知るピッチリポーターの元日本代表DF槙野智章(ヴィッセル神戸)とは、好連係を披露した。

前半7分、ショートカウンターから完全なオフサイドとなったが、FW前田大然がネットを揺らしたシーンに「マキ、これやんな、今日の狙いは!」と呼びかけるなど、まるで一緒に試合を見ているような新たな観戦環境を提供している。

カンボジア代表の実質的な監督も務めており、その戦術眼を発揮。日本代表への思いは相変わらずで、日本を「ウチ」と呼ぶなど、ともに戦っている。

さらに「半自動オフサイド」とアナウンサーが触れると「何ですか? それ」と素直に質問。説明され「ああ、あれ!」と納得していた。

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