優勝候補の一角「赤い悪魔」ベルギーが、36年ぶりのワールドカップ(W杯)出場で初勝利を目指したカナダに苦戦しながらも、勝ち点3をもぎ取った。

前半44分にFWバチュアイが先制ゴール。前後半にわたりレアル・マドリードのGKクルトワのファインセーブを連発し、守り切った。カナダに戦前の評価以上の実力を見せられる形となったが、プレッシャーを乗り越え、勝ち切る底力を発揮した。

前回大会で日本が逆転負けを喫した「ロストフの悲劇」の経験メンバーは、15人が残る。経験と実力では屈指の選手層を誇り、FIFAランク2位。前回大会3位を超える戦いで勝ち抜いていく。次戦は、日本時間27日22時から前回大会16強のモロッコと対戦する。