FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会は27日に1次リーグE組の試合が行われ、日本がコスタリカに0-1で敗れた。

ドイツ戦で大金星を挙げた日本にとっては、決勝トーナメント(16強)進出が見えてきた中での痛い黒星。日本時間28日午前4時から行われるスペイン-ドイツ戦の結果が、日本の命運を大きく左右することになった。

スペインがドイツに勝利すれば、まだ日本には可能性が残ることになる。

両チームは過去、通算25回の対戦がある。ドイツ8勝(西ドイツ時代も含む)、スペイン9勝、引き分け8でほぼ互角となっている。

ドイツが統一後のW杯でみるとスペインの1勝1分け。94年米国大会のグループリーグでは、スペインがゴイコエチェアのゴールで先制、ドイツがクリンスマンのゴールで追い付いて1-1の同点。2度目が10年南アフリカ大会準決勝で、スペインがプジョルのヘディング弾で1対0で勝利している。

直近では欧州ネーションズリーグで同組となり、スペインが20年9月のアウェー戦では1-1、同11月のホーム戦では6ー0と歴史に残る大勝をしている。

今大会の初戦でもスペインはコスタリカに7ー0と完勝し、勢いに乗る。対して日本に屈辱の逆転負けを喫して後がないドイツ。大舞台ではスペインの優位な傾向があるが、歴代W杯優勝国同士の戦いはどんな結果を迎えるか。

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