初戦のドイツ戦は出場機会がなかった伊藤洋輝(23=シュツットガルト)だが、この日は後半開始からピッチに立ち、W杯初出場を果たした。沈着冷静なプレーは光ったが、守備陣の連係に一瞬のほころびが生じ、そこから傷口が広がり失点につながった。

試合後の伊藤の一問一答は以下の通り。

-この結果を振り返って

「ドイツ-スペイン戦の結果次第でまた状況は変わってくるが、まずは自分たちの試合をしっかり反省し、このゲームが無駄にならないようにしたい」

-後半から出場した中で、チームとしてうまくいかなかったところは

「ボールを持つ時間は増えたが、崩し方というか、引かれたブロックに対してどう入っていくのかが課題に残った」

-前半途中に5バックになった時点で、すでにアップを始めていた。どんなイメージを持っていたか

「ボールを持てていると感じていた。自分がどう前進していくかはイメージしていた」

-左サイドでの攻撃と守備バランスについて

「リスク管理については、ボールを持っているときはマークできていたと思うし、カウンターのピンチはそんなになかったと思う」

-前線との連携については

「後半の立ち上がりは外4枚気味に回して外に出るところもあった。内側もうまく取れていたシーンもあったし、中に入ってワンツーで進入できたところもあった。そこの回数やクオリティーはスペイン戦でまた求められると思う。改善していきたい」

-失点につながったクリアシーンについて

「僕は(吉田)麻也君につないだ形になった。やっぱりゴール前のリスク、大きくクリアするのか、多少リスクを負ってでもつなぐかは、またチームでも話し合っていきたい部分」

-大舞台に一度出たことについて

「結果が求められる世界。結果が出ないと意味がないと個人的にはずっと思ってきた。なんとかグループリーグ突破に向けて、チームとして切り替えてやっていきたい」

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