スペインのルイス・エンリケ監督(52)がドイツ戦後、「競争力の高いチームで臨むことを保証する」と、12月1日午後10時(日本時間2日午前4時)の日本戦に向けて宣言した。

スペインはワールドカップ(W杯)1次リーグ第2節でドイツと1-1で引き分けた。試合後、ルイス・エンリケ監督が記者会見に出席。そのもようをスペイン紙アス電子版が同日に伝えた。

ルイス・エンリケ監督はドイツ戦について「勝てるチャンスがあったにもかかわらず勝てなかったので、不思議な気分だし残念だ。しかし自分たちが死のグループのトップにいるということを考慮し、ポジティブになる必要がある」と感想を述べた。

そして引き分けに終わったことについては「少しがっかりしているが、負ける可能性もあったし妥当な結果だった。私にとっての鍵となったプレーは、アセンシオのシュートがゴールの上に外れたことだ。もし2-0にできていたら試合は違ったものになったはずだ」と追加点を奪えなかったことを残念がった。

1次リーグ突破のかかる重要な最終節日本戦でベストメンバーを組むかを質問され、「我々が競争力の高いチームで臨むことを保証する。しかし全員が素晴らしいので、誰が出場しようとも関係ない。ドイツはコスタリカに勝つことを考えなければならないが、私は自分たちが日本戦で勝利を目指して臨むことを保証するよ」と全力を尽くすことを強調した。

(高橋智行通信員)

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