スペインサッカー連盟がFIFAワールドカップ(W杯)に参加した選手に対し、ボーナスを均等に支給する予定だとスペイン紙マルカが30日に報じた。

国際サッカー連盟(FIFA)は各国代表の成績に応じて、合計で4億2200万ユーロ(約611億9000万円)のボーナスを支払う予定。その中で優勝チームの賞金は4000万ユーロ(約58億円)となっている。続いて準優勝チームに2900万ユーロ(約42億500万円)、3位に2600万ユーロ(約37億7000万円)、4位に2400万ユーロ(約34億8000万円)が分配されることになっている。一方、1次リーグで敗退したチームには850万ユーロ(約12億3250万円)が支払われる。

同紙によると、スペイン代表の選手たちは、すでにスペインサッカー連盟とFIFAから支払われる金額に応じ、一定のボーナスを受け取ることで合意しているとのこと。しかし出場数や出場時間に関係なく、全員に同じ金額のボーナスが支給されるという。

またFIFAは、W杯に参加した選手を出した各クラブに対し、参加期間に応じて1人当たり1日1万ユーロ(145万円)、最大で37万ユーロ(約5365万円)を支払うことになっている。(高橋智行通信員)