FIFAワールドカップ(W杯)日本代表DF冨安健洋(24=アーセナル)が、厳しい状態のままスペイン戦を迎えることになった。

ドイツ戦の後半から出場も、右ふともも裏の違和感を抱えた。試合後は状態について「好きなように書いておいてください」と軽傷をアピールしていたが、病院で検査を受けコスタリカ戦は出場なしだった。

29日から全体練習に合流したが、コンディションは万全には戻っていない。試合展開によって強行出場する可能性こそあるものの、先発は回避を免れない状況だ。ドイツ戦では守備に安定感をもたらし存在感を示していたが、スペイン戦のセンターバックは板倉と吉田のコンビが先発となりそうだ。森保監督はスペイン戦に向け「全員練習ができる状態」と語ったが、欠場濃厚の遠藤、1次リーグは復帰が絶望的な酒井はこの日も姿を見せなかった。