オーストラリアが16強による決勝トーナメント進出を決めた。

デンマークに1-0で勝利し、勝ち点を6に伸ばしてD組2位で1次リーグ突破。決勝トーナメント1回戦でC組1位のアルゼンチンと対戦する。

絶望的な状況から見事に立て直した。初戦でフランスに1-4で大敗したが、2、3戦目はともに1-0完封。オーストラリアがFIFAワールドカップ(W杯)で連勝、2試合連続無失点はともに初めてとなった。

1次リーグの初戦で4失点以上を喫して敗れたチームが決勝トーナメントに進んだのは、32チーム参加の現行方式となった98年フランス大会以降では06年ドイツ大会のウクライナ以来で2チーム目。その前は90年イタリア大会のユーゴスラビアまでさかのぼる珍しいケースとなった。

なお、90年大会のユーゴスラビアは決勝トーナメント1回戦でスペインに勝って8強入りし、06年大会のウクライナも初出場ながら同1回戦を勝ち上がっている。

(情報提供=Opta)