試合開始前に君が代が流れると、日本の森保一監督(54)は、初戦のドイツ戦、第2戦のコスタリカ戦に続いて、1次リーグ最後のスペイン戦でも目に涙を浮かべた。

日本とスペインの両チームの選手が入場して、ピッチに整列した後、会場に君が代が流れると、ベンチ前で森保監督はスタッフらと肩を組みながら、真っ赤な瞳に涙をためていた。

初戦の優勝候補のドイツ戦では、前半に先制しながら見事な采配で2-1と逆転勝利を収め、世界中を驚かせたが、2戦目のコスタリカ戦は0-1の惜敗。負ければ1次リーグ敗退が決まる運命のスペイン戦に、4年間のすべてをかける。その強い思い、高揚感が森保監督の表情ににじんでいた。

森保監督は昨年11月のW杯アジア最終予選のオーストラリア戦でも、埼玉スタジアムに君が代が流れると目に涙を光らせた。

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