フジテレビがサッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦、日本対クロアチア戦を今日5日の午後11時(6日午前6時キックオフ)から生中継する。

過去に同局は97年ジョホールバルの歓喜、W杯初勝利の02年日韓W杯ロシア戦、18年ロシアW杯ポーランド戦での16強決定など、数々の劇的試合を生中継でアシスト。「フジテレビ神話」も森保ジャパンを後押しする。

日本初の8強進出がかかる注目の一戦の実況は、西岡孝洋アナウンサー(46)、ゲストは元日本代表監督の岡田武史氏(66)が務める。プレーヤーズ解説は北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二(43)が、スタジオでのスペシャル解説は中村俊輔氏(44)が担当。ピッチサイドは日本対スペイン戦の実況を務めた中村光宏アナウンサー(38)が、引き続き日本の勝利を”アシスト“する。番組MCはおなじみのジョン・カビラ(64)が務める。

フジテレビが2日早朝に生中継した日本対スペイン戦(午前3時40分番組開始、同4時キックオフ)の視聴率も好調だった。ビデオリサーチによると、先制を許した前半部分にあたる同日午前4時59分までの平均世帯視聴率が16・9%(関東地区)、同時間帯の平均個人視聴率は8・6%。毎分世帯視聴率は午前4時45分で22・2%。毎分個人視聴率は午前4時45分で11・5%だった。

2点を奪って逆転勝利した後半部分にあたる同日午前5時以降の平均世帯視聴率が28・7%(関東地区)、平均個人視聴率は15・4%だった。瞬間最高にあたる毎分最高視聴率はともに午前5時54分で世帯34・6%、個人18・9%。試合終了直後、敗れたスペインのペドリがぼうぜんとするシーンや、日本の伊東純也や浅野拓磨がハイタッチやハグで歓喜するシーン、スペインイレブンが落胆の表情で集まる場面などが放送されたタイミングだった。

中継全体の通し視聴率も発表され、世帯22・4%、個人11・8%。早朝の時間帯としては異例の高視聴率を記録した。