日本がPK戦の末に敗れた。史上初の8強は、またしても届かなかった。

ABEMAで解説を務めた元日本代表の本田圭佑(36)は試合後、「戦い方は課題が多かったと思います」と振り返った。

日本は1次リーグで優勝経験のあるドイツ、スペインを撃破。いずれも逆転勝利だった。「称賛されるべきは、みんなが犠牲心を払って、いわゆる我慢強い戦いを選んで、それをやり続けたわけですよね」。日本が見せた粘り強さは、たたえた。

その上で、日本の試合を間近で見続けたことで、「戦い方」には課題を感じた。

「日本がもう1歩上に行くためには、サッカーの戦い方をもっとしゃべらないとダメだなって思いますね」

「負けてあまりにも時間がたってないので」とし、具体的な戦術は口にしなかったが、W杯で8強へたどり着くには、まだまだ超えるべき壁があることを強調した。