【アルワクラ(カタール)5日】クロアチア代表の主将、MFルカ・モドリッチ(37=レアル・マドリード)が、日本に勝利した「少しの差」を明かした。

ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で、PK戦の末に日本に勝利。クロアチアGKリバコビッチが1人目の南野から2人連続で止め、流れをもたらした。

先発したモドリッチは延長前半9分に途中交代。1-1のままPK戦に突入すると、仲間をじっと見つめていた。

「日本はとても良いチームだ。彼らはなぜドイツに勝ち、スペインに勝ったかというところ、クオリティーを示したと思う。タフな試合だった。PK戦はどちらに転がる可能性もあったが、我々の方がより(自分たちを)信じていた」

勝敗を分けたのは、ほんの少しの差とし、「全体的に見て我々は勝ちにふさわしかった。それでも、日本は素晴らしいチームで、今大会で成し遂げたことについて祝福したい」。クロアチアのレジェンドは勝利を喜びながらも、日本の勇姿をたたえ、次の戦いへと目を向けた。