FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表(FIFAランク24位)はクロアチア代表(同12位)にPK戦の末に敗れ、史上初のベスト8進出はならなかった。ドイツ、スペインを下し、クロアチアとも接戦を繰り広げた日本代表について、各国メディアは健闘をたたえた。

1次リーグで日本に敗れたドイツの公共放送ZDFは「強豪国キラーの日本をクロアチアが止めた」と報道。南ドイツ新聞は「ドイツ戦とスペイン戦での勝利に続く波乱は起こせなかった」と台風の目となった日本のW杯が終わったことを伝えた。

中国メディアは「(8強入りの)歴史的突破は果たせなかったが、ドイツやスペインを破り、日本のサッカー少年に多くの夢を与えた」と報じた。韓国もブラジルに敗戦し「アジアは全滅したが、印象に残る戦いをし、壁を破る日は次第に近づいている」と評価した。