FIFAランク1位のブラジルと前回準優勝のクロアチアの4強をかけた一戦は、前半をスコアレスで折り返した。

最初のチャンスはブラジル。前半5分、FWビニシウスがペナルティーエリアの外から枠内にシュートを放つも、クロアチアGKリバコビッチが正面でキャッチした。

前半21分にはビニシウスに続いてFWネイマールが枠内へ連続シュートもGKに阻まれ、同42分にはペネルティエリア左外の絶好の位置からのフリーキックで直接ゴールを狙ったが、相手DFに当たったボールをまたもGKに正面でキャッチされた。

クロアチアは細かくパスをつないで好機を演出。前半19分には、クリアからMFモドリッチにつなぎ、ドリブル突破からシュートまで持ち込んだ。

前半4のボール保持率はブラジルが42%に対し、クロアチアが46%と上回った。互いに果敢に攻め込むもゴールは割れず、拮抗(きっこう)した前半戦となった。