フランスのエマニュエル・マクロン大統領(44)が試合後、モロッコのロッカー室を訪れ、ビッグクラブも注目の守備的MFアムラバト(フィオレンティナ)に賛辞を贈った。

イタリアの著名サッカージャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、マクロン大統領はモロッコの選手たち全員の前でアムラバトについて「今大会最高のMFだ」とたたえたという。

アフリカ勢初の4強入りを果たしたモロッコはフランスに0-2で敗れ、悲願の決勝進出はならなかった。だがアムラバトは持ち味である強度の高い守備で何度もフランスからボールを奪い、攻撃につなげた。

アムラバトについてはバルセロナやアトレチコ・マドリードが注目しているという報道もなされているが、本人は「光栄だけど、自分はフィオレンティナのプレーヤー。クラブをリスペクトしているし、会長との関係も良好だ」と話しているという。

ただAマドリードのシメオネ監督について聞かれると「フィオレンティナにも良い監督がいる。でもチョロ(シメオネ監督の愛称)のスタイルは好きだ」と答えている。