FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表DF長友佑都(36=FC東京)とMF遠藤航(29=シュツットガルト)が21日、都内で著書のトークイベントを行った。長友は「メンタルモンスターになる」(幻冬舎)、遠藤は「DUEL 世界で勝つために 最適解を探し続けろ」(ワニブックス)を出版。その縁で「メンタルモンスター×デュエルモンスター」のトークイベントが実現した。

長友が、今回のカタール大会で、感動したシーンに挙げたのは、1次リーグ・スペイン戦のMF三笘薫のプレーだった。三笘は長友に代わり、スペイン戦の後半頭からピッチに立った。長友は「普段の彼はもっと前のポジションだが、ウイングバックに入って。彼が魂をこもった守備をしていた。スライディングして相手のシュート止めている。泥くさくやっている姿に心を打たれた。スゲーな、あいつと。海外でいろんな強さを身に付けて、成長してW杯の舞台に来たと感動した」と振り返った。

これに対し、遠藤も「彼(三笘)は良かった。プレミアでも試合に出られるようになって、その辺の意識も変わってると思う」と賛同していた。