ポーランド・サッカー協会は22日、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で代表チームを率いたチェスワフ・ミフニエビチ監督と契約を更新しないと発表した。契約は12月31日まで。

ミフニエビチ監督は、W杯カタール大会で36年ぶりにチームを決勝トーナメント進出に導いた。ポーランドサッカー協会のクレサ会長は声明で「この点で、ミフニエビチ氏は感謝に値する」と述べ、すぐに後任探しに着手するという。

ポーランドのメディアは、チームが決勝トーナメント1回戦でフランスに1-3で敗れた後、選手が監督に不満を抱いていると報じていた。

また、政府から支給される見込みだった選手のボーナス問題が、カタールでのキャンプで分裂を招いたと報じられている。ポーランド協会は「代表チームのさらなる発展の方向性を考慮した決定」としている。