FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝のアルゼンチン-フランスの試合のやり直しを求めて、23日朝までに20万人近い人がオンライン上で署名をしたと23日付英紙ミラー電子版が報じた。

署名を集めているページによると、フランスにいる多くの人が再試合を望んでいる理由として(1)フランスが敗れたから(2)アルゼンチンの最初の2ゴールに明らかな問題があったからという理由が挙げられている、という。

前半、最初にアルゼンチンに与えられたPKについて、フランスFWデンベレがアルゼンチンFWディマリアをペナルティーエリア内で後方から倒したプレーはファウルではなかった-。ディマリアが2点目を奪った直前のカウンターアタックのビルドアップ中に、フランスFWエムバペがファウルを受けていた-。そんな主張が広がっているという。アルゼンチンのロメロに怒りの矛先を向けるファンもいるという。

ただし、このような署名運動は今に始まったことではない。昨年行われた欧州選手権でフランスがスイスにPK戦の末に敗れた際にも署名活動が行われていた。

(A・アウグスティニャク通信員)