ドイツ代表は30日にU-20ドイツ代表との2度目の練習試合を行い、GKマヌエル・ノイアー(32)はU-20チームのGKとして出場、A代表を相手にプレーした。ノイアーは故障により、昨年9月から離脱し、今回の代表合宿から実戦復帰、これが2度目のテストマッチだった。

 31日の独紙ビルトによると、前半はミュラー、サネ、ペーターセンらを相手に戦い、素晴らしく集中していた。ポジショニングを高くとり、外に飛び出し、ミュラーのシュートに対してはワールドクラスのセービングも見せた。

 レーフ監督は前半の間、観客席からアシスタントコーチのシュナイダーとともにメモを取りながら観戦。予定では前半だけのプレーだったが、そのまま後半もプレーさせた。

 後半のA代表はウェルナー、ロイス、ブラントというFW陣で、ハンドによるPKから失点した。テストマッチ後、ノイアーは満足げな様子で、U-20の選手との写真撮影に応じていたという。

 同紙ではシュナイダー・コーチの「マヌエルは非常に素晴らしいセーブを見せた。間違いなく大きな1歩だった。今後もW杯への扉を可能な限り長く開けておかなければならないと思わせるほどいい」というコメントを紹介した。