サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会(6月14日開幕)の日本代表メンバー23人に選ばれた鹿島アントラーズのDF昌子源(25)とDF植田直通(23)の2人が茨城県のカシマスタジアム内で会見した。

 ともに、それぞれの家でテレビを見て代表入りを知ったという。植田は「僕の名前を聞いたときには一安心といった気持ちでした」と言い、昌子は「なかなかサッカーは、地上波ではあまり(中継を)やらないので、それだけ大きな大会なんだなというのを感じました。できることならもっと地上波で取り上げて欲しいなと、まず感じました」と笑わせた。

 目標を問われると、昌子は「今までの日本の成績を塗り替えていきたい。試合に出て、国のために戦う。そして勝利を勝ち取ることが役割だと思います」。植田は「最初からサポートしようと思って行く選手はいない。全ての選手は試合に出ようと思って練習もやっていて、それが大事。そういう激しさがあるからこそチームも良くなる。そういうのを僕は練習からも見せてきたい」と話した。

 鹿島でコンビを組むCBの2人。植田は「源くんとこのW杯のメンバーに選ばれたことは僕自身もすごいうれしいこと。鹿島で2人でやっていることが評価されていることもうれしい」と喜んだ。そして、昌子は「自分が引退したときに、いい大会だったなとか、日本として国として、チームとしていい成績、いい大会で終われたなと思えるようにしたい」と誓った。