サッカーのアルゼンチン代表が9日に予定していたイスラエルとの親善試合を中止したと米スポーツ専門局ESPNが5日、報じた。

 かつてパレスチナの村だったエルサレム近郊マルハで開催予定だったため、パレスチナ連盟会長がアラブ人ファンらに向け、メッシ(アルゼンチン)が試合に参加すれば同選手の写真やTシャツを燃やすよう呼びかけていた。

 アルゼンチン協会関係者によると、脅迫が選手の家族にも影響を与えていたという。同国代表のイグアインは中止に「正しいことをした」と話した。