日本代表が14日、カザンでの練習を開始した。前夜にオーストリアからチャーター機でベースキャンプ地に到着。一夜明け、まずモスクワ日本人学校の子どもたちと交流。西野朗監督(63)が円陣で約5分間、指示を出し、気温19度と少し肌寒い中、軽めのメニューをこなした。

 この日は出場全チームに義務付けられた一般公開日。スタンドでは約500人が歓声を上げ、ウエーブも起きた。練習会場への入場は、厳重な荷物チェックで約30分待ちの列ができた。指揮官はFIFA公式サイトのインタビューで「しっかり精度を上げて万全の準備をして臨みたい」などと話した。