日本代表MF乾が、元日本代表監督の岡田武史氏に活躍を届ける。乾は、本紙の連載「岡田武史論」で、岡田氏から西野ジャパンの救世主に名指しされたことを受け「それは期待に応えないとあかんな」と気を引き締めた。岡田氏は10年南アフリカ大会でMF本田を1トップに抜てき。3戦2発と爆発した。乾は「自分もあんな風になりたい」と話す。

 岡田氏とは縁がある。もともと、代表に初めて招集の声がかかったのは08年で、岡田氏が指揮を執っていた時だった。「もう10年になるか…」と振り返り「チームが勝つことが大事。その中で自分が輝ければいい」。恩師の期待を力に変えて、代表歴10年の乾がロシアで主役に躍り出る。