優勝候補のアルゼンチンがアイスランドとまさかの引き分けに終わった。

 前半19分、FWアグエロ(マンチェスター・シティー)がペナルティーエリア内で絶妙のトラップから回り込みながらの左足シュートを決めて幸先良く先制。しかし、同23分にこぼれ球を相手FWフィンボガソン(アウクスブルク)に右足で押し込まれて同点とされた。

 後半19分、PKを獲得しFWメッシ(バルセロナ)が左足でキックしたが、相手GKハルドルソン(ラナース)に方向を完全に読まれ、ドンピシャで止められて勝ち越しに失敗。そのまま1-1で引き分けた。

 メッシは「(PKを外し)引き分けの責任を自分たちは感じている。勝って始めたかった。チームに落ち着きを与えてくれる勝ち点3が欲しかった」と悔しがった。次戦は21日のクロアチア戦。「同じように難しい相手。彼等のスタイルからいってもね、守備をしっかりと固めてくる。一発のロングボールで試合は変わってしまう可能性がある」と警戒した。