連覇を狙うドイツがメキシコに敗れ、初戦でいきなりつまずいた。

 膝の負傷が心配された司令塔MFエジル、故障明けの守護神・GKノイアーが先発に名を連ねベスト布陣で臨むも、メキシコの高速カウンターと激しいプレスに大苦戦。前半35分、自陣でボールを失うと、カウンターを浴び、メキシコの22歳のFWロサノに先制を許した。

 後半に入るとプレスが弱まった相手に猛反撃を開始。ミュラー、ドラクスラーがシュートを狙うがメキシコの体を投げ出す守備にはね返された。最後はCKでGKノイアーも上がり執念を見せたが、ネットを揺らせず試合終了。ドイツは90年のイタリア大会から大会初戦は7連勝中も、今大会で連勝がストップした。