日本は前回大会の1次リーグ最終戦でコロンビアに敗れて敗退したが、今大会の初戦でコロンビアと再戦する。今回のように過去に敗れたチームと、4年後の大会初戦で再戦したケースは過去3度あり、いずれもリベンジに成功。日本にとっては心強いデータだ。

 90→94年大会で、アイルランドは闘将ロイ・キーンを中心に優勝経験国のイタリアに1-0で雪辱。10→14年大会でも米国がガーナに2-1で勝った。14年大会では、10年大会の決勝で優勝を争ったオランダとスペインが1次リーグ初戦でいきなり再戦。0-1で優勝を逃したオランダが、5-1で大勝してリベンジに成功した。10年の決勝で涙をのんだロッベン、ファンペルシーらがゴールを決めて雪辱を果たした。初戦に限らず、前回大会の決勝カードが次大会で再現したケースも準優勝国の3勝1分けとなっている。