開幕戦を5-0で制し、A組首位の地元ロシアが、初戦を落としたエジプトを迎え撃つ。

 ロシアのFIFAランクは出場32チーム中最も低い70位。親善試合でも昨年10月に韓国に勝って以降7戦未勝利(3分け4敗)だったが、15日のサウジアラビアとの開幕戦で圧勝し、国の期待に応えた。

 ただ、開幕戦で左太ももを負傷した司令塔MFジャゴエフ(CSKAモスクワ)の出場は微妙な状況。初戦よりも苦戦が予想される。旧ソ連時代の66年大会でベスト4入りも、94年以降にロシアとして出たこれまで3度はいずれも1次リーグ敗退。連勝で32年ぶりの16強入りへ前進したい。

 一方、7大会ぶりに出場したエジプトは初戦で強豪ウルグアイに惜しくも0-1で敗れ、この1戦が1次リーグ突破への大一番となる。初戦では、プレミアリーグ今季得点王のサラーが左肩けがの影響で欠場した。18日に会見したクペル監督は、サラーについて「欠かせない重要な戦力。今夜の状態を見たいが、プレーしてほしい」と話しており、出場は濃厚。エース復帰で流れを引き寄せたい。

 ◆放送 日本テレビ 20日午前2時40分