イングランドは、勝てば2大会ぶりの決勝トーナメント進出となる。サウスゲート監督は「パナマのW杯予選も、予選後の試合も全て分析してきた。何も驚くことはないだろう」と自信をみせる。第1戦ではエースFWケーンが後半ロスタイムのゴールなど、2得点の活躍で勝利。世代交代を進めて若返ったチームは波に乗りつつある。

 一方、初出場のパナマは初戦でベルギーに0-3で完敗。それでもゴメス監督は「まだ突破の可能性はある。90分で人生が変わることもある」と気負いはない。初戦と同じ11人を先発させることを明言し「イングランドはベルギーほどスター選手はいないが、チームとして素晴らしい。今までで最も難しい試合になる」と話し、夢の舞台での初の勝ち点獲得を狙う。