先制を許したセルビアは1点を追う後半、立て続けにつくった好機を生かせなかった。

 16分、右クロスのこぼれ球をミトロビッチが頭で合わせたが、DFとGKの好守で阻まれた。直後にタディッチが狙ったシュートは枠を外れた。クルスタイッチ監督は「後半はリスクを負った。チャンスはあったが、生かせなかった」と悔しさをにじませた。

 コスタリカを下して白星発進したが、その後に2連敗。旧ユーゴスラビア時代の1998年フランス大会以来となる決勝トーナメント進出は逃したが、クルスタイッチ監督は「全てを出し切ってくれた」と奮闘した選手をねぎらった。