ワールドカップ(W杯)H組第3戦、日本はポーランドに0-1で敗れたが、1点を追う終盤にパスを回して時間稼ぎする「安全策」を敢行。同時進行のセネガルがコロンビアに敗れたことで、今大会から採用されたフェアプレーポイントによる順位決定が初めて適用され、2位に滑り込んだ。

<H組3カ国監督のコメント>

 ▼3位敗退のセネガル・シセ監督 試合はコントロールしていた。前半に得点できていたら…。敗退するなら違う形が良かったが、仕方ない。警告数での敗退は大会のルールなので尊重する。

 ▼1位突破のコロンビア・ペケルマン監督(2位争いがフェアプレーポイントで決着したことに)「PK戦で敗れるのは厳しいが、これは明らかなルール。公平だ」

 ▼4位敗退のポーランド・ナバウカ監督 この試合に勝ちたいと思っていたので、1-0でも十分だった。日本も最後はそれを求めていた。ポーランドにとって、このW杯がマイナスになることは決してない。