日本代表GK東口順昭(32=G大阪)が30日、川島のプレーぶりに感銘を受けた。1次リーグポーランド戦でのスーパーセーブで日本を救った守護神に「ああいう状況から立て直すメンタリティーは勉強になる」とうなずいた。

 第1戦コロンビア戦、第2戦セネガル戦はミスが続き、批判も受けていた。「永嗣さんにしてはいつもより落ち込んでいた感じだった」というが、1次リーグ突破が懸かった第3戦では精神面も立て直し、しっかりとゴールマウスを守りきった。

 間近で見ていた東口は「練習からやること変わらず、安定して結果で示した」。大きい背中を見て、自身の経験にもなった。次は決勝トーナメント1回戦のベルギー戦(7月2日、ロストフナドヌー)。東口は「自信が続いているこういう状況やからこそ、勝負していくんじゃないか」と、真っ向勝負で初の8強入りを見据えた。