英BBC放送はサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、2日のベルギー戦に敗れ惜しくもベスト8入りを逃した日本の戦いぶりを肯定的に報じた。ハリルホジッチ監督解任劇や物議を醸したポーランド戦の時間稼ぎがありながらも「日本の大きな賭けは報われたようだ」と総括した。

 ベルギー戦では、一時2点リードし「日本が準々決勝に進むアジアで三つ目の国になるように見えた」と振り返った。ただ「日本がゴール枠内に放ったシュートはわずか4本」で、終了直前にゴールを決められ「勝機は消えた」と伝えた。

 クリンスマン前ドイツ代表監督は「日本は最後の2分間、前のめりになり後方が空いていた」と指摘し「(試合開始から)94分になると、選手は疲れ、延長戦のことを考える。そういうときにミスは起きる」と語った。