日本協会は西野監督に引き続き指揮を任せる可能性が高い。短期間でチームをまとめ、16強に進んだ手腕を評価。現時点で次期監督人事は続投が最有力で、W杯出場後も監督を代えない初のケースとなるもよう。

 これまでに、候補として20年東京五輪に向け同世代のU-21日本代表の森保一監督のA代表兼任案が浮上し、外国人監督の案もある。3日にカザンで取材に応じた田嶋会長は暫定監督などを置く考えを否定した上で「安易に決めるつもりはないが、そんなに長く待っている場合でもない。7月中には決めたい」と話した。一方、西野監督は去就について「その話は…。ノーコメント」とだけ言った。日本協会は今月20日に技術委員会を開き、同26日の理事会で正式に新体制を決める見込み。日本は来年1月にアジア杯(UAE)を控える。