昌子は号泣し、地面をたたいて悔しがった。

 「全く覚えていない」と言うほど悔しがったのは、後半ロスタイムのカウンター。相手に追いつけず「みんなの足を引っ張った」と責任を背負い込んだ。

 それでも、国内組で唯一の3試合フル出場。初戦でファルカオ、この日はルカクを封じる急成長だった。「結局10人のコロンビアに勝っただけで11人に勝ってない」と悔やんだが「トライはできた」と涙をふいた。