フランクフルトFWアンテ・レビッチ(24)はクロアチア代表としてW杯決勝に進出した。12日の独紙ビルトによると、マンチェスターU、アーセナル、リバプール、トットナムが興味を示しているという。だが、レビッチはイングランドに行く気はなく、恩師ニコ・コバチが監督を務めるバイエルン・ミュンヘンにひきつけられているという。

 元Bミュンヘンで、現在クロアチア代表アシスタントコーチのオリッチ氏は「ニコ(コバチ)はレビッチを引き上げてくれた。Bミュンヘンにふさわしい選手だと思うよ。クロアチア人監督とともにクロアチア選手がBミュンヘンでプレーしてくれたらうれしいね」とコメントしている。

 問題なのはコバチは古巣フランクフルトに、誰もBミュンヘンへ引き抜かないと約束している点だ。またBミュンヘンがそもそも興味を持っているかもわからない。獲得を望んだ場合、最低でも5000万ユーロ以上の移籍金が必要となるという。