スペイン紙アス電子版は13日、同国1部ラスパルマスが鹿島MF柴崎岳(24)の獲得を検討していると報じた。セティエン監督らクラブ幹部が獲得を希望しているという。同クラブはスペイン本土から南東部に位置するカナリア諸島が本拠で現在リーグ戦8位。07-08シーズンには名古屋などで活躍したFW福田健二も在籍したこともある。

 すでに柴崎には同国2部ヘタフェなど複数クラブから獲得の打診が届いており、今冬の移籍に関してはクラブも容認している。昨年12月のクラブW杯決勝ではRマドリード(スペイン)相手に2得点するなどの活躍で実力を世界に示した。昨年末にはスペイン紙マルカの世界注目選手100人に日本人で唯一ランク入りするなど注目を浴びている。