欧州チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦、15日(日本時間16日)のRマドリード-ナポリ戦を観戦するため、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏がマドリード入りしたと、14日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 マラドーナはかつてナポリの所属し、初優勝に導いた立役者。「ナポリが勝つのを見に行こう」と、13日の午後に恋人のロシオさんと娘のダルマさんとともにマドリードに到着した。息子のディエゴ・ジュニア君は妻と一緒にイタリアから合流。マラドーナ一家は、チームと同じホテルに泊まる。同僚だった元ブラジル代表FWカレカ氏も応援に駆けつける予定という。

 ナポリのデラウレンティス会長は映画のプロデューサーでもあり、アカデミー賞の最優秀外国語映画賞を受賞した「グレート・ビューティー 追憶のローマ」のパオロ・ソレンティーノ監督と、ジュード・ロウ主演ドラマ「ザ・ヤング・ポープ」で名脇役を務めた俳優シルビオ・オルランドを一緒にマドリードへ連れていくという。この2人はナポリ市出身でナポリの大ファンであることでも有名。