日本代表DF酒井高徳(26=ハンブルガーSV)が14日、出国前の東京・羽田空港で取材に応じた。

 「いつもなら7月上旬には出発してるんですけど、今年は数年ぶりに夏らしいことができた」と、代表活動などを考慮されて例年より長いオフを満喫。新潟県内の海に家族で出かけ「あったかい気持ちになれました」と笑った。

 昨季は33試合に出場し、1得点2アシスト。「満足していないし、今季は1つでも多く結果を残したい。昨季はボランチもやりましたが、今季はサイドバックで勝負したい」と意気込んだ。最終節で1部残留を決めた昨季は、シーズン途中から主将も担った。今季も主将を務めるかどうかは「オフ中、チームと全く連絡を取っていなかったので分からないですね。ただ、キャプテンをしようがしまいが、声掛けとか気付いたこと、やれることはやっていきたい」とチームを引っ張る覚悟を示した。

 日本代表でも、リーダーシップを発揮すべき年代になってきた。まずはスタメン定着を目標に掲げ「試合に出て貢献したいし、声掛けとか雰囲気づくりもしていきたい」と話した。

 ハンブルガーSVは既に始動しており、8月19日の開幕戦でFW宇佐美貴史(25)が所属するアウクスブルクとホームで対戦する。