「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」(15日午後7時10分)で浦和レッズと対戦するドイツ1部ドルトムントが14日、会場の埼玉スタジアム2002で公式練習を行った。

 この日昼の来日後、スケジュールが立て込んでおり、45分ほど遅れて練習がスタート。無料で一般公開され、客席を埋めた3468人から声援が飛ぶ中、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェやガボン代表FWピエールエメリック・オバメヤンらが1時間ほど汗を流した。

 6月7日の国際親善試合シリア戦で左肩を脱臼した日本代表MF香川真司はウオーミングアップやパス練習に参加した後、別メニュー調整。練習前の会見で「明日の試合は、おそらく出場できないと思います」と明かしていた通り、接触すれば負傷再発の恐れがあるミニゲームを回避した。

 練習後、主将のDFマルセル・シュメルツァーが取材対応。ペーター・ボス新監督について「非常に良い印象を持っている。こうやって練習を重ねながら、少しずつ監督の哲学を学んでいきたい」と話した。