MF森岡亮太が所属するワースランドベベレンは、アウェーでシントトロイデンに0-1で敗れた。

 後半29分、GKへのバックパスを奪われ相手FWベトケレに決勝点を決められた。

 ディルク・ハイク会長に「現時点でベルギーリーグナンバーワンの“10番”。1000万ユーロ積まれても出さん」と厚い信頼のある森岡は4試合連続でスタメンに名を連ねたが、MFデペッターの密着マークに合い、流れの中では思うようなパファーマンスができなかった。セットプレーでも前半24分の右CKをDFカマーチョの頭にピタリと合わせたが、左ポストに嫌われ、後半34分にはFKを直接狙ったが壁にはね返された。相手監督が「森岡を試合の中から消してしまえば、ワースランドベベレンはかなり厳しくなるだろうということは分かっていた」と言うように、相手の術中にはまりいつもより低パフォーマンスに終わった。

 森岡は「そろそろ(密着マークが)来るかなと思ってましたけど、だいぶ来ましたね。ペナルティーエリアに入ったらもう、ユニホームをガンガンつかんでくるし。今日はああいう、(相手の)やり方がうまく行ってたんじゃないですか。逆にこっちがファウルを獲られちゃっていたんで、難しかったですね」と苦笑するしかなかった。

 2連敗のワースランドベベレンは1勝2分け2敗の勝ち点5で暫定10位。