欧州サッカー連盟(UEFA)は1日、パリサンジェルマンに対し、クラブの健全経営のために赤字額に上限を設定した財務規則「ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)」を順守しているかの調査を開始したと発表した。数カ月間をかけて関係文書を精査するという。

 パリSGは2014年にFFP違反で、罰金や欧州チャンピオンズリーグの登録選手数を減らすなどの処分を受けたことがある。

 パリSGは今夏に史上最高額の推定2億2200万ユーロ(約291億円)でブラジル代表FWネイマールを獲得。さらに1シーズンの期限付きで加入したフランス代表FWエムバペは、1億8000万ユーロ(約236億円)で完全移籍に移行できる契約内容という。