W杯欧州予選プレーオフ第1戦で、本大会4度優勝のイタリアが敵地でスウェーデンに0-1と敗れた。ボール保持率で上回りながらも、決定力に欠いた。後半16分に相手MFヨハンソンのシュートがMFデロッシに当たってコースが変わり、GKブフォンが逆を突かれる形で失点した。第2戦は13日で、仮に出場権を逃すと62年大会から続いた連続出場が14で止まる。

 イタリアは主導権を握りながら、決定機が生かせない。後半25分にはDFダルミアンのシュートがポストをたたいた。「足りなかったのは得点だけ。相手は幸運だった」とダルミアン。ベントゥラ監督は相手のファウルを見逃したと、審判の判断に不満を示した。さらに第2戦ではMFベラッティが累積警告で出場停止に。崖っぷちに立たされたが、DFボヌッチは「イタリアはW杯に行かねばならない」と決意を示した。