W杯出場を逃したイタリア代表のベントゥラ監督は、同国サッカー協会のタベッキオ会長とともになかなか辞任せず、15日の伊各紙が批判している。コリエレ・デロ・スポルト紙は「出ていかないのか?」とタベッキオ会長に対して挑戦的なタイトル。トゥット・スポルト紙は同監督に試合評価点0点をつけた上、「彼らは出て行こうとしない!」と書いている。

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙によると、ベントゥラ監督が辞任したがらないのは、2018年までの契約があり残りの70万~80万ユーロ(約9100万~1億400万円)の報酬を受け取りたいからだという。また、同監督はバリの妻の実家に戻る飛行機に乗る前にテレビのインタビューで「イタリア人には謝罪するが、私はこれまでの40年間で最高の成績を挙げている。私が負けたのは2試合だけだ」と答えた。実際は3試合で負けている。