元イタリア代表FWジョセッぺ・ロッシ(30)が、ジェノアへの加入が目前となったと30日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 29日にミラノでメディカルチェックを受け、30ジェノアで最終的なチェックを終えてからサインすることになる。30日に行われるイタリア杯クロトーネ戦をスタンドで観戦する予定となっている。

 ジェノアのプレツィオージ会長は「ロッシは再びチャンスを与えられるべきだ。才能ある選手だし、人間としても素晴らしい」とコメントしている。ただし、クラブ側は慎重で契約は来季オプション付きの今季終了までとなっている。デビュー戦は12月17日の古巣フィオレンティナ戦になるだろうと報じた。

 ロッシはこれまでマンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)、パルマ、フィオレンティナ(セリエA)、ビリャレアル、セルタ(スペインリーグ)などでプレーしてきたが、度重なる膝の故障で長期ストップを余儀なくされてきた。最後の故障はセルタに所属していた今年4月9日のエイバール戦で左膝のじん帯を故障した。