ドルトムントMF香川真司(28)は6試合連続の先発出場となったが、見せ場をつくれないままチームもスコアレスドローに終わった。

 4-3-3の右MFで出場した香川は、後半8分には右サイドで出たパスをダイレクトでゴール前へグラウンダーで通した。ファーサイドへ走り込んだFWサンチョへ絶好のパス。左足でシュートしたが、ボールは無常にも左ポストをたたき、外れた。その瞬間、いつもは感情をあまり見せない香川だが、思わず頭を抱えてしまった。

 ドルトムントはホームでボールを保持し、優位に試合を進めたが決定力を欠いた。香川はフル出場だった。

 リーグ3連勝とはならなかったが、8勝5分け5敗の勝ち点29で4位。勝ち点44で首位を独走するバイエルン・ミュンヘンを除けば、2位のライプツィヒとも勝ち点2差と大混戦だ。