MF乾貴士が所属するエイバルはアウェーでレバンテに1-2で敗れた。

 前半25分に先制され、後半18分にCKからFWシャルレスが同点ゴールを決めたが、その1分後に相手キックオフ直後のロングボールをクリアミス。ボールを拾われたFWボアテングにGKとの1対1を決められた。

 乾は3試合ぶりに先発を外れ、0-1とリードされた後半12分から左サイドで出場。右サイドでもプレーしたが見せ場はなかった。

 去就が騒がれているが「何もまだ決まってはいない。自分から言えることは今はない。しっかり決まった時に報告したい。先走っている感はあるので、ちょっと落ち着いて欲しい感じはある。発表してから騒いで欲しい。(契約を)延長するにせよ、延長しないにせよ、しっかりと自分の言葉を聞いてから騒いで欲しい」とピシャリ。

 日本代表に選出されなかったことについては「選考というのは監督でないと分からない難しさがあるので理解しようとはしている。もちろん悔しさがないわけではないので、呼ばれたい気持ちもすごいあるし、なんで呼ばへんねんという気持ちもあるが、それを今自分が言っていてもしょうがない。とにかく毎日を楽しむこと(を考えている)。自分の基本はエイバルでプレーすることなので、エイバルの一員としてまずは勝利に貢献できるようにやっていければいいと思う。そのうえで、最後に自分の名前があったらいいなと思っている」と話した。

 エイバルは11勝6分け12敗の勝ち点39で暫定9位。